ほぼ2カ月ぶりに外房方面へウキフカセ釣りに出掛けることに。
予報を見ると天候や風速などは問題ないものの、
波の高さが3mでうねりを伴うとのことで、やはり台風7号の影響が心配です。
そこで前日朝、ヨシさんに「波が高いみたいだけど、行けそう?」とメールしたところ、
例によって「行きましょう!」と元気な返事が。
(いつも行くことになるので、彼にこんな尋ね方をするのはどうもヤブ蛇のようです)
で、行きがてら海のかなり荒れた様子を見て二人が迷わず決めたのが、
以前にもご紹介した「実入り」の磯。
ここはやや奥まったワンドになっていて、水深はあまりありませんが、
海が結構荒れても釣りになり、メジナのほか、
季節によってはシマアジなども好釣りできます。
購入したエサでコマセを作り仕掛けをセットして釣り開始はちょうど午前9時半。
釣座はいつものワンドの一番外寄りのポイントにチャランボを差し込んで構えます。
でも波はやはり高く、潮が大きく引く干潮に近くなっているのに
時々釣座に波がザッパ〜ンと乗り上げ、磯を舐めて行きます。
「これから夕方ごろまで大丈夫かな?」と思いつつ竿を振っていると、
ヨシさんにわずか3投目でいい当たりが!
彼が磯にずり上げると、30cmちょいの美味そうなメジナ!
上の画像がそのメジナ君ですが、これが最初で最後の「唯一」のめぼしい釣果、
いわゆる隅一(すみいち)に終わってしまうとは。
と言いますのは、海の荒れ具合がグングン増して、
もっと高くなった波が5~10分置きぐらいに4波ぐらい連続してやって来るので、
そのたびに後方に退避しなければなりません。
しかもうねりが凄過ぎて濁った激流と化し、仕掛けは落ち着かず押し流されるし、
ちぎれた大量のカジメが仕掛けにもつれたり掛かったりで、
もう釣りどころではなくなってきました。
下の画像がその海の様子ですが、例の画像の左クリックを繰り返すと拡大されて、
もっとよく分かりますよ。
折角来たのでしばらく様子を見てはいたものの、
「あの少し沖目で膨らむ波の高さは4〜5mはありそうだし、
落ち着きそうにもないね。今日は早上がりしようか」ということで、
午後2時前には納竿としました。
時間が余ったので、途中、茂原市内のアタック5に立ち寄り、
二人で釣具を見たり買ったりして帰りましたが、
次回はじっくり納得のいく釣りがしたいものです。
ツケエを取るのがとっても楽な「バッカン用エサ箱立て」