昨日は5月20日以来、また久しぶりに、
いつもの釣り仲間のヨシさんと外房は鴨川小湊の磯に釣りに行って来ましたので、
その様子をお話しますね。
この日の鴨川方面の予報は、日中は曇りで気温は最高23度、
風は東寄りで風速も4m/sまで、波高は「2mでうねりを伴う」とのこと。
まあまあのコンディションじゃないでしょうか。
目指す磯には朝8時半ごろ到着してコマセや仕掛けを準備し、
釣座にチャランボを差し込んでバッカンを掛けて9時前ぐらいから釣り開始!
当日は中潮の初日、干潮が11:34で潮位はちょうど0cmと潮が大きく引きます。
満潮は18:32で潮位が139cmなので、干潮から満潮までの約7時間に
潮が1.4mほど上げて来る計算になります。
釣り始めてしばらくすると、フグやキタマクラに混じって
大好きなシマアジが2尾掛かって来ましたが、この時期まだ小さ過ぎて即リリース。
その後、あまりアタリが無く、こう着状態が続いていましたが、
釣り始めて1時間半ぐらい経った頃、
私の投入点の10mほど右側の沖目を狙っていたヨシさんに
パタパタパタっと良型のアジが3尾もたて続けに掛かって来たじゃありませんか!
「なんともうまそうなアジだなあ、いいな〜。
こっちにも早く群れが来てくれないかなあ」と念じて(?)いたら、
やっと私にも釣れ出しました。ヨシさんはその後も順調に数を伸ばしています。
後方で釣りしていた石鯛師の人が見に来て、
「いい型のアジだねぇ」と物欲しげに(?)言っていました。(ウッシッシ)
しかし、時合もいつまでもは続かず、干潮前にはアタリが無くなったので
オニギリをほお張り、昼食タイムにすることに。
そして一服してしばし休憩したのち、今度は潮の上げ始めからを狙います。
すると開始直後から、今度はコッパグレがスパスパとウキを引き込み
入れ食い状態になってしまいました。優しく千切っては投げ、千切っては投げ・・・・
しばらくするとそんな状況がやみ、ウキのモゾモゾするアタリが出だしました。
二人とも鋭く合わせを入れると、強烈な引き!
下へ下へと突っ込みますが、残念ながら本命のグレではなく、
いずれも40cmクラスが主体のアイゴ(バリ)やニザダイ(サンノジ)。
特に下の画像のようなアイゴが多く、久々に経験する強烈なアタリということもあってか、
私には同サイズのグレよりも引きが強いのではと感じられました。
そして、下の画像は小雨がそぼ降る中、ヨシさんが沖目で正体不明の大物を掛け、
竿を矯めてその強い引きに耐えている様子です。
(残念ながら根ずれで正体は拝めませんでしたが)
潮がかなりあげて来たので撤収せざるを得ず、
午後3時半ごろには納竿としましたが、アイゴやニザダイとはいえ、
その竿を「つ」の字や「逆U」の字に曲げる強烈な引きの連続に超久々に遭遇し、
利き手の指がつったり腕がパンパンになってしまいました。
「でも、グレなど本命魚とのやり取りのいい練習になりました」と言いたいところですが、
ヨシさんにとっては、アイゴは本命魚に勝るとも劣らないんです。
なんと釣れたその場で背びれと胸びれをハサミで切り取り、ハラワタも取っています。
なにやら「フライ」にするとアジ並みに最高にうまいんだそうで、
家族の皆さんも大好きとのこと。
そこでヨシさんのクーラーを見せてもらったのが下の画像です。
クーラーが小振りなので、アイゴが納まるようにシッポが切り取られていますね。
そうそう、アイゴをさばく時に彼が、
「どれも白子をたくさん持ってるから乗っ込みなのかなあ」と言っていましたが、
私も同感です。
グレやクロダイの乗っ込みが終わり、
今はアイゴやニザなど夏季魚の乗っ込みなのかも知れません。
ともあれ久しぶりの磯釣り、やはりとても楽しかったです。
釣具の洗浄は帰宅して昨日のうちに済ませたし、
今日は朝から心地よい疲労感にひたっていますよ。それではまた次回。
ツケエを取るのがとっても楽な「バッカン用エサ箱立て」