前回お話した屋形漁港とつながっており、
その屋形漁港からすぐ近い浜に注ぎ込んでいます。
で、その河口には沖に100m近く伸びた長い堤防があります。
この堤防は地元の釣り人にとても人気のある釣場で、
春から秋にかけては特にイシモチ狙いの人達が足繁く通い、よく竿が林立しています。
ここでのイシモチ釣りはキス釣りのような仕掛けではなく、
潮流がとても速いので胴付き仕掛け(重いオモリを先端に付け、
その上にハリを2本ぐらい付けたもの)です。
私も投げのイシモチ釣りは好きなので、たま〜にここへ釣りに来ていましたが、
故郷から遊びに来たハルさんと一緒に行った時に、
遠投していたハルさんにかなりの大物らしき当たりが!
堤防中の釣り人が「すわ、ヒラメか!?」と色めき立つ中、やっと見えてきたのは、
あの気合いを入れながら泳ぐ魚。何だ、それはってか?
「えい!えい!」(何のこっちゃ)そうです、とっても大きなエイでした!
「でも、今は厳寒期だから、釣り人はいないかも」と思いながら歩を進めていると、
下の画像の通り、手前から先端にかけて7人ぐらいの釣り人が竿を出しています。
(画像の左手が栗山川河口です)
そこで、この長い堤防の先端の方まで行きながら
どんな釣りをしているのか様子を見て来ようとしたら、
この河口の画像の少し上流で引き釣りをしている人が3人いました。
(ちょうど上げ3分位で、潮が河口上流へ逆流し出しそうな時間ではあります)
ひとりはルアー釣り、もう二人は何やら面白いというか、
興味深い仕掛けを引いています。
スズキでも狙っているのかと思ったら、なんと皆さんヒラメ狙いとのこと!
その中のお一人が帰りそうになったので、
「すみません、初めて見た仕掛けなので写真を撮らせて下さい」とお願いし、
撮影したのが下の画像です。
分かり難いかも知れませんが、重そうなオモリが付いていて、
二股に分かれた天秤の先には3方向に張り出したでっかいハリが装着されています。
(例の左クリックを繰り返すと画像が拡大されるのでもっと分かるかも)
この仕掛けで底目を引き摺ってヒラメを引っ掛け、釣り上げようとするのだそうで、
いわゆる「カッタクリ釣り」という釣法なんですかね?
日頃の釣果を聞くのを忘れてしまいましたが、この釣りは、
この辺りでは(或いは、長〜い九十九里浜のあちこちの釣場の)
「冬の風物詩」なんでしょうね。釣れたら高級魚のヒラメですか。
ついお造りを思い浮かべてヨダレが出ますね〜。
さてお次はいよいよ長~く伸びた栗山川の河口堤防に入りますが、
堤防の先端には5人ぐらいいるけど、どんな釣りをしていて、
またその釣果はどんなかな?
と言うことでこの続きは次回へ。
(私の大好物が釣れて、と言うか、獲れていました!)
ツケエを取るのがとっても楽な「バッカン用エサ箱立て」
この仕掛けはヒラメ狙いではなく、ハマグリ狙いですね〜
ハマグリ狙いと言うと角が立つのでヒラメと仰ったのでは?
どちらにしろ漁協さんにはあまり広めてほしくない仕掛けかもしれませんよ。
おっしゃる通り、どちらにしろ漁協さんには広めて欲しくない仕掛けかも知れません。私も今後は「九十九里民」さんのこのご意見を心に留め置くようにしますね。ご助言、どうもありがとうございました!